
予測不能の時代:データが明かす新たな生き方、企業、そして幸せ
矢野 和男
累計読者数15
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推定読了時間 約6時間43分
star総合評価 76/100
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この本について
仕事でも日常でも、人との関わりが少ししんどい時期ってあります。会議が重く感じたり、チームの雰囲気が固まっていたり、自分だけ空回りしているように思えたり。頑張っているつもりなのに結果につながらないと、「何を変えればいいんだろう」と迷いますよね。 この本は、そういうモヤモヤに対して、精神論ではなく「データが示す現実」をそっと提示してくれます。幸せで生産性の高い組織には、短い会話が増えたり、身体の反応が豊かだったり、発言が偏らなかったりと、意外なほど日常的な特徴がある。つまり、雰囲気や人間関係といった“見えにくい部分”が実は仕事の結果に直結していることが、定量的に裏付けられているんです。しかもその改善は、小さくうなずくとか、立場を越えて話すとか、手触りのある行動から始められる。 読みながら、自分がどこで無意識に「計画通り」に縛られていたかにも気づかされました。未来はそもそも予測不能で、だからこそ大事なのは“ずれた計画をそのままにしない”こと。これは仕事の進め方にも、人との関係にもそのまま効いてきます。 チームの空気やコミュニケーションに悩んでいる人、あるいは自分の働き方が最近しんどいと感じている人には、静かに効いてくる本だと思います。
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出版社による紹介
世界は、以前にも増して移ろいやすく、予測不能になった。企業は「いかに変化に適応するか」という競争にさらされている。したがって、これからの時代の従業員は、未知の変化に対応するため、実験と学習を繰り返しつつ仕事のやり方を変えるという、非常に面倒なことに挑み続ける必要がある。その「面倒なこと」こそが、いまや最も生産性の高い重要な仕事だからだ。これを続けるには、従業員は幸せでなければならない。実際に、幸せな人は「面倒だが重要な仕事」に積極的であり、幸せな人が多い企業は生産性が高く、1株あたり利益も高いことが示されている。今後のマネジメントに重要となるのは、孤立やパワハラなどの「組織の病」を予防するために適切な介入・施策を行い、組織を幸せな状態に保つことだ。そのための技術も整いはじめている。いまや、著者らが開発した技術により、スマホのアプリで人々の幸せが測定可能となった。また、数多くの日本企業が参加する実証実験によって、組織を幸せに導く技術も確立されようとしているのである―。『データの見えざる手』でビジネス界に衝撃を与えた著者が、最新研究をもとに、個人や組織が「予測不能な変化」といかに向き合うべきかを論ずる、瞠目の書。
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