
データの見えざる手 ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則
矢野 和男
累計読者数8
平均ハイライト数 36.3件/人
star総合評価 74/100
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この本について
仕事の議論がどうして噛み合わないのか、現場の空気が重いときほど「何を変えればいいんだろう」と手が止まりますよね。僕も会議の時間だけ増えて、実際の動きにつながらない日が続いたとき、この本を読みながら少し視点が変わりました。 まず驚いたのは、個々のスキルより「現場の活発度」が生産性に直結するという指摘です。しかもそれは主観ではなく、身体の動きというデータで測れる。個人プレー中心の業務ですら、周りの人の動きに引っ張られて自分の行動も変わるという話は、自分の職場を思い浮かべると妙に納得がいきました。 もう一つ刺さったのは、「行動したかどうか」そのものが幸せにつながるという部分です。成果に追われて身動きが小さくなりがちなとき、まずは小さくでも動くことが空気を変える入口なんだと腹落ちしました。また、機械には問題設定ができないという話も現実的で、データ活用が進む時代でも、人が担うべき役割がちゃんと残ることに少し安心しました。 職場の停滞感をどうにかしたい人や、データの話が難しそうで避けてきた人にほど、静かに効く一冊だと思います。自分の仕事をどう動かすかを、少し違う角度から考えられるようになります。
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