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デービッド・アトキンソン 新・所得倍増論―潜在能力を活かせない「日本病」の正体と処方箋 デービッド・アトキンソン 「新日本論」シリーズ

デービッド・アトキンソン 新・所得倍増論―潜在能力を活かせない「日本病」の正体と処方箋 デービッド・アトキンソン 「新日本論」シリーズ

デービッド・アトキンソン

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この本について

仕事でも日常でも、「自分ではちゃんとやっているつもりなのに、なんで日本全体はこんなに停滞しているんだろう…」と感じることがありませんか。私も同じで、現場の努力と数字の伸びが結びつかないモヤモヤがずっと残っていました。 この本が効いたのは、そこに“感情論ではなく事実”を突きつけてくるところでした。日本の潜在能力は本来いまの1.5倍のGDPに匹敵するとか、生産性の差のほとんどがサービス業のIT活用不足にあるとか、聞いたことのある話でも具体的な数字を置かれると、逃げ道がなくなる感覚があります。でも同時に、「じゃあ自分の周りで何を変えられるか」を考える余地も見えてくるんですよね。ITに人を合わせるのではなく、人の働き方を変えていく。その発想を自分の仕事にどう落とせるか、読みながら何度も手を止めました。 そして一番刺さったのは、「政府ではなく、運転席に座っている民間がアクセルを踏めていない」という指摘です。誰かのせいにしても前に進まない構造が、ものすごく腑に落ちました。現状を嘆くより、まず自分の業務のどこに“古いルールにしがみついている部分があるか”を探すところから始めようと、ちょっと地に足のついた気持ちになれた一冊です。 会社や組織の「変わらない空気」に行き詰まりを感じている人には、とくに届くと思います。

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