
リー・クアンユー、世界を語る 完全版
グラハム アリソン, ロバートD ブラックウィル, アリ ウィン, and 倉田 真木
サンマーク出版 / 2013-10-15
この本について
仕事でも社会でも、「制度は整っているはずなのに、なぜか前に進まない」と感じる場面ってありますよね。仕組みよりも人、理想よりも現実の文化や習慣のほうが重くのしかかってくる瞬間があって、そこで立ち止まってしまうというか。僕自身、このモヤモヤをどう扱えばいいのかずっと悩んでいました。 この本は、国づくりという壮大なテーマを扱っているように見えて、実は「組織は何で決まるのか」という身近な問いにかなり刺さります。たとえば、優れた制度よりもそれを運用する人材の質が結果を左右するという視点は、自分のチームやキャリアを振り返ると妙に実感がありますし、英語という思考様式を組織の成長戦略として導入したシンガポールの話は、「文化をどう乗り換えるか」という現実的なヒントになります。さらに、起業家精神や挑戦への姿勢が国力を左右するという話も、自分がどんな環境に身を置くべきかを考え直させられました。 派手な結論はないですが、視点が変わることで、いま目の前の問題の捉え方が少し変わります。組織の停滞感やリーダーシップへの悩みを抱えている人に特に刺さる一冊だと思います。
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ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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