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若者殺しの時代 (講談社現代新書)

若者殺しの時代 (講談社現代新書)

堀井憲一郎

講談社 / 2006-04-20

累計読者数4
平均ハイライト数 7.3件/人
推定読了時間 約2時間40分
star総合評価 47/100
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この本について

最近、恋愛や性にまつわる空気が昔よりもずっと複雑に感じませんか。誰もが“正解”を探しながら、でもどこかでルールが見えないまま動いているような感覚です。自分がどこに立っているのか、相手にどう見られているのか。その曖昧さにモヤっとするけれど、うまく言語化できないまま流してしまうことが多い気がします。 『若者殺しの時代』は、その「うまく言えない違和感」を90年代の文化の変化として丁寧に拾い上げてくれます。たとえば、エッチという幼い言葉が性行為の主流表現になったことや、恋愛のレートが男女ともに上がっていった背景。性の商品化が進み、何でもない男女が「自分の価値をどこで示せばいいのか」迷っていった構造。それらを単なる懐古ではなく、今の私たちの生きづらさと地続きの問題として読ませてくれるのが、この本の効きどころです。 読んでいて感じたのは、当時の人々の選択や雰囲気が、そのまま今の恋愛観や承認の形につながっているということです。自分から折れない女性像が理想化されたり、性の主導権がゆるやかに移動していったり、その一つ一つが「なぜ今こんな空気になっているのか」を説明してくれる。妙に胸がざわつくのは、私たちが今もその延長線上を歩いているからなんだと思います。 当時を知らなくても、恋愛や性にまつわる“自分の立ち位置”に迷う人には静かに刺さる本です。悩み方の背景が見えるだけで、少しだけ息がしやすくなります。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

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