
恋愛しない若者たち コンビニ化する性とコスパ化する結婚 (ディスカヴァー携書)
牛窪恵
累計読者数19
平均ハイライト数 16.6件/人
star総合評価 63/100
menu_book精読型
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この本について
恋愛の話題になると、なんとなく気まずさが出たり、「面倒だし、別に無理してやらなくてもいいよな」と思ってしまう瞬間ってありますよね。周りを見ても、恋愛に積極的な人とそうでない人の温度差が激しくて、自分の感じ方がズレているのかすら分からなくなる。そんなモヤモヤに、この本はけっこう静かに寄り添ってきます。 読んでいて一番ラクになったのは、「自分が変なのではなくて、社会の構造や価値観の変化が恋愛の捉え方自体を変えてきた」という視点でした。 例えば、親世代の“ドラクエ型”といまの“ポケモン型”の対比は、恋愛に慎重になる理由をうまく言語化してくれますし、「努力しても報われる実感が持てない時代では、リスクの高い選択を避けるのは自然」という説明も、妙に腑に落ちました。さらに、欧米では性交渉が「相手を知るプロセス」だったり、日本では告白が“踏み絵”として機能してきたりと、文化的な背景を知れるのもおもしろいところです。 恋愛を避ける若者を批判するのではなく、「そう感じる理由はちゃんとある」と示してくれるので、自分の感覚が少しだけ整理されます。恋愛に無関心なわけじゃないけれど、重さやコスパ感にモヤモヤしてきた人には、かなり刺さると思います。
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