
理想のパートナーを見つけるためにしておきたい17のこと (だいわ文庫)
本田健
この本について
恋愛って、頑張ればいいわけじゃないのに、頑張らないと何も起きない。その矛盾にずっと振り回されてきた人は多いと思います。好意を向けるほど「重い」と言われたり、逆に距離を置けば何も始まらなかったり。自分の中で好きと不安が同時に湧いてきて、結局動けないまま時間だけが過ぎていく。そういうモヤモヤに、この本はけっこう現実的に寄り添ってくれます。 印象的なのは、「努力しても報われない可能性がある」という前提をちゃんと書いているところ。そのうえで、じゃあどうするかというと、自分の気持ちを小さくでも表に出すこと、そして価値観が合う相手に近づける場所に身を置くこと。この二つが具体的に書かれていて、ただの根性論ではありません。さらに、好きと不安が同時に出てくる理由や、魅力的な人を前にすると逃げたくなる心理も丁寧に扱われていて、「自分だけじゃなかったんだ」とストンと腹落ちします。 読んでみると、恋愛を特別なゲームとして見るんじゃなく、「自分の足で立ちながら、相手の不完全さも受けとめる」という、ごく人間的な関係づくりに戻してくれる感じがあります。こんな人に刺さると思います。気になる人がいても、いつも最初の一歩でつまずいてしまう人。自分を卑下して引いてしまう人。そして、本当は誰かといたいのに、一歩近づくのが怖いまま止まっている人。 派手な技術は書いてありませんが、読み終える頃には「次はこれだけやってみよう」と自分の中で静かに方向が決まっていく本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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