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勉強するのは何のため?--僕らの「答え」のつくり方

勉強するのは何のため?--僕らの「答え」のつくり方

苫野 一徳

累計読者数30
平均ハイライト数 27.3件/人
star総合評価 66/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 19%

この本について

勉強でも仕事でも、「これって何の意味があるんだろう」とふいに立ち止まることがありませんか。昔みたいに“正解”が与えられないぶん、自分で答えをつくるしかない。でも、その作業がけっこうしんどい。僕自身、迷うたびに机に向かう理由が揺らいでいました。 この本が面白いのは、「正解がない」という前提を嘆くんじゃなく、その状況でどう問いを立て直すかに目を向けているところです。どちらが正しいかを決めようとする問い方のクセに気づいたり、自分にとっての意味をつくるプロセスをちゃんと扱ってくれたり、ニヒリズムに飲み込まれないための足場を丁寧に示してくれる。読んでいて派手な“解決”があるわけじゃないのに、視界が少し広がる感覚がありました。 特に刺さったのは、「自由って状態じゃなく実感なんだ」という話です。誰かに認められるためでも、社会の模範に沿うためでもなく、自分が納得できる答えを探す。その作業こそが生きる意味の手触りそのものなんだと腹に落ちます。勉強の話を入り口にしながら、生き方の根元にそっと手を伸ばしてくる一冊です。 勉強の意味に迷っている学生はもちろん、「正解がない世界でどう動けばいいのか」に疲れている大人にも静かに効くと思います。

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