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劣化するオッサン社会の処方箋~なぜ一流は三流に牛耳られるのか~ (光文社新書)

劣化するオッサン社会の処方箋~なぜ一流は三流に牛耳られるのか~ (光文社新書)

山口 周

光文社 / 201809

累計読者数33
平均ハイライト数 32.2件/人
star総合評価 79/100
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この本について

仕事でもキャリアでも、「このままここにいていいのかな」とふと不安になる瞬間ってありますよね。頑張っているつもりなのに、組織の事情や“昔のやり方”に押しつぶされて、自分の判断よりも空気を読むことの方が大事に見えてしまう。そんな状況が続くと、何に向けて努力しているのかすら曖昧になっていきます。 この本は、そうしたもやもやを「あなた個人の問題」ではなく、社会や組織の構造として捉え直してくれる一冊でした。たとえば、支配型リーダーのもとで現場が停滞していく理由を冷静に説明してくれるので、「自分がダメなんじゃないんだ」と視点が変わります。また、今後は学ぶことと働くことが並行して続いていくという話は、自分のキャリアを一回線で考えなくていいんだと肩の力が抜けました。さらに、「なにかを止めないとチャレンジは始められない」という指摘は、日々忙しさを理由に後回しにしてきたことを見直すきっかけにもなります。 特に、いろんな経験を組み合わせていくことでモビリティを高め、自分の居場所を自分でつくるという考え方は、今の閉塞感のなかでも動ける余地があることを教えてくれます。組織に振り回される側ではなく、自分の判断で次のステージを選んでいくための土台が少し整う感じがありました。 今いる場所で息が詰まりつつも、「逃げるのも違うけれど、このまま固まるのも怖い」と感じている人には、じわっと効くと思います。

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