
大前研一ビジネスジャーナル No.16(人材戦略は「軽く・薄く・少なく」 ~20世紀の人材観が会社を滅ぼす~) (大前研一books(NextPublishing))
good.book編集部 and 大前 研一
good.book / 2018-09-28
この本について
仕事の進め方やキャリアの決め方について、「このままでいいのか」とぼんやり不安になること、僕もよくあります。会社の制度に乗るだけでは身につくものが限られる気がするし、とはいえ全部を自己責任と言われても正直しんどい。その間で揺れる感じに、読んだ方の抜粋がすごく共鳴しているように見えました。 この本が面白いのは、「20世紀型の当たり前」を一度疑ってみることで、自分の行動の選択肢が急に広がるところです。シニアキャリアの作り方や、自分で働き方を設計する発想、さらにはデンマークの”先生禁止”の話まで、組織に身を置く人なら一度は引っかかるテーマが多い。特に「空いた時間を人脈や学習に振り向ける」という部分は、忙しさを言い訳にしがちな僕には刺さりました。やれる範囲から少しだけ手綱を握る感覚が持てます。 組織側の視点も扱われていて、「人を抱えたら負け」といった強烈な表現の裏に、雇用の硬直や“エレベーターの論理”がどれほど企業の動きを鈍らせているかが語られます。読者が保存した抜粋を見る限り、「自分のキャリアと会社の仕組みが噛み合っていない違和感」を抱えている人にはかなり響く内容です。個人としてどう動くかと、会社がどう変わるべきか、その距離感を測り直すヒントになります。 今の働き方にどこか閉塞感を覚えている人や、「自分のままでこの先やっていけるのか」と立ち止まったことがある人に刺さる本でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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