
ワクワクする職場をつくる。
高橋 克徳 and 重光 直之
実業之日本社 / 2015-03-07
この本について
仕事って、気づかないうちに「自分の守備範囲だけはちゃんとやる。でも余計なリスクは持たない」という働き方に寄っていきませんか。私も、忙しさが続くとどうしても自分の仕事に閉じこもりがちになります。でも、その状態が当たり前になると、職場全体の空気まで重くなる。じゃあどうすればいいのか、正直よくわからないまま時間だけが過ぎていくことも多いです。 この本は、そんな閉塞感の根っこを丁寧に言語化してくれます。特に刺さったのは、ビジョンは“浸透させる”ものではなく“共感する”ものだという指摘。数字やキャッチコピーでは人は動かない、未来の自分を少しでも重ねられるかが大事なんだと腑に落ちました。そして、変革って大きなプロジェクトの話ではなく、一歩踏み出した人を支える数名がいるかどうかで決まる、という現実的な視点にも救われました。メールの応酬で関係が希薄になる場面など、日常のリアルな痛点もそのまま書かれています。 職場を劇的に変える万能策が書いてあるわけではありません。でも、「まずは関係性を整えるところからしか始まらないよね」と、現場の目線で整理してくれる。自分の職場がどんな小さな一歩から変われるのか、具体的に考えられるようになります。 今のチームにどこか息苦しさを感じていたり、「変えたい気持ちはあるけど、どう巻き込めばいいのか分からない」と悩んでいる人に刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
読書の順序
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