
「時間の使い方」を科学する 思考は10時から14時、記憶は16時から20時 PHP新書
一川 誠
累計読者数13
平均ハイライト数 38.6件/人
star総合評価 75/100
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この本について
仕事の量はこなしているのに、手応えが残らない日が続くことがあります。気づけば、何となく流されて一日が終わっていて、自分で選んだ実感が少ないまま疲れだけが残る。僕もよくこの状態になりますが、放っておくとマンネリ感が積み重なって、ますます判断や選択がおっくうになるんですよね。 この本が面白いのは、「やる気」ではなく、人間の身体リズムや心理のクセから時間の使い方を見直すところです。論理的な判断がしやすい時間帯と、記憶力や注意が高まる時間帯が違うので、作業を置き換えるだけで負荷が減るし、少しだけ手をつけることで現状維持バイアスを弱められるといった現実的な工夫が多い。自分のコンディションに逆らわずに進める感じが、妙にしっくりきます。 さらに、「体験の密度で時間の感じ方は変わる」という話も、忙しさのわりに記憶に残らない日が増えている理由を説明してくれて、個人的にはかなり腑に落ちました。夕方に身体が動きやすくなる仕組みや、朝に計画を置いたほうが判断しやすい理由も、日々の行動を組み替えるヒントになります。 流される毎日をどうにかしたいけど、気合いだけでは続かない…という人にほど刺さる一冊だと思います。
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