
あなたの1日は27時間になる。
木村 聡子
ダイヤモンド社 / 2015-12-10
この本について
仕事が積み上がっていく感覚って、どうしてあんなに焦るんでしょうね。私も「今日は何から手をつければいいんだろう」と立ち尽くす日が多くて、気づけば定時なんて遠い世界みたいになってしまうことがあります。この本を読んで救われたのは、「根性でどうにかする」じゃなくて、発想と仕組みを少し変えるだけで、1日の手触りそのものが変わるところでした。 たとえば、今日終えられる量だけを選び取る考え方は、私にとってかなり大きな転換でした。やるべきこと全部を背負う前提を手放すと、不思議と目の前の作業に集中しやすくなるんですよね。さらに、紙への書き出し→マンスリーへの転記→ウィークリーで“自分締め切り”をつくる流れは、思考停止で時間を溶かしていた自分を立て直してくれました。「仕事の渋滞」という言葉の通り、渋滞は気合で突っ切るより、道順を整える方が早いんだと思います。 生活面の工夫がしれっと効いてくるのもこの本の面白いところで、カーテンを開けて寝るとか、食事と入浴の間隔を調整するとか、移動中に目を閉じるとか、小さな習慣が1日のリズムを整えてくれる実感があります。タスク管理と生活習慣の両方から時間を整えるので、「無理してる感じ」が出ないのもありがたいです。 向いているのは、「頑張ってるのに毎日が詰まり気味な人」。私と同じように、やる気はあるのにうまく回りきらないタイプには、かなり現実的に効く一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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