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文庫 データの見えざる手 ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則

文庫 データの見えざる手 ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則

矢野 和男

草思社 / 2018-04

累計読者数16
平均ハイライト数 11.5件/人
star総合評価 57/100
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この本について

仕事でも生活でも「ちゃんとやってるはずなのに成果が出ない」「自分の時間をコントロールできていない感じがずっとある」みたいなモヤモヤ、ありますよね。努力とか性格とか意識の問題に回収されがちなんですが、あれって本当に自分のせいなんでしょうか、と何度も考えてしまいます。 『データの見えざる手』は、そのあたりを“気合い論”ではなく、人の行動データから説明してくれる本でした。たとえば、成果を出したいならまず明確にすべきはプロセスではなくアウトカムだ、という視点。目的が曖昧だと、どれだけ頑張ってもデータも行動もブレてしまう。自分の仕事で何を良くしたいのか、説明できないまま動き続けていた時期を思い出して、ちょっと刺さりました。さらに、幸福感が“結果”ではなく“原資”だという話も印象的で、日々の小さな行動を自分から選ぶだけでもエネルギーの配分が変わる、とデータで示されると納得度が違います。 もうひとつ、現場の「活発さ」が生産性を左右するという発見も、自分の経験と不思議なくらい一致しました。誰かが動いている気配があるだけで、自分のパフォーマンスが変わる瞬間ってありますよね。あの“空気”に説明がつく感じがありました。 曖昧な努力論ではなく、行動の裏側にある法則を知りたい人には刺さると思います。自分の毎日の選択がどんな力学に影響されているのか、落ち着いて考えたいときに手元に置いておく一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

幸福は測れる。幸福感が上がれば、生産性は向上する。 AI、センサ、ビッグデータを駆使した生産性研究の名著。ついに文庫化。 著者は、ウエアラブルセンサを使って職場での従業員の行動を計測、そのビッグデータを人工知能で解析して生産性向上につなげるという画期的な研究を行ってきた。その研究によれば、生産性の向上は、従業員を「管理」するのではなく、逆に従業員の「幸福感」や相互のコミュニケーションを高めることで達成されるという――。 文庫版のために新たに「著者による解説」を追加、「日本の生産性はなぜ上がらないのか」「人工知能は人間から仕事を奪うか」「幸福の計測は何をもたらすか」「幸福になるとなぜ生産性は上昇するのか」など、現状分析と最新の研究成果を語る。 1 時間は自由に使えるか 2 ハピネスを測る 3 「人間行動の方程式」を求めて 4 運とまじめに向き合う 5 経済を動かす新しい「見えざる手」 6 社会と人生の科学がもたらすもの 著者による解説
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