
お金と時間の悩みが消えてなくなる 最高の時短
米山 彩香
KADOKAWA / 2018-07
この本について
仕事の量は増えるのに、時間だけはどうにも増えない。毎日ちゃんと動いているはずなのに、「何が効いていて、何がムダなのか」が自分でもよくわからないまま終業時間になっている……。そういう日が続くと、頑張っているのに前に進んでいない感じがして、妙に焦りますよね。僕も同じでした。 この本が刺さるのは、「行動量はあるのに、成果につながる“芯”が掴めない」と感じているときです。たとえば、作業を全部「数字で見える化」する考え方は、気合いではなく事実で判断する基準をくれます。1週間やって手応えがないものは潔く切る、という割り切りも、感情ではなく効果で仕事を選ぶ感覚が身につく。さらに、予定をあえて先に入れてしまう発想は、時間を“空いているところに詰める”のではなく、“使う前提で確保する”へと意識が変わります。定時をゴールにして逆算する働き方は、結局いちばんストレスが少ないやり方でした。 とはいえ、時間術の本というより、「自分が何に反応して、どこで迷っているのか」を掘り起こしてくれる本に近いです。情報量を増やす、助けを求める、人に聞く回数を上げる……一見すると効率と逆っぽい行為も、まわり回って判断の速さにつながるんだなと納得しました。 「がんばっているのに、前に進んでいる気がしない日が多い人」には、特にしっくりくると思います。焦りの原因が“時間不足”ではなく、“情報と判断基準の不足”だったんだな、と静かに気づかせてくれる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
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