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経済学の名著50冊が1冊でざっと学べる

経済学の名著50冊が1冊でざっと学べる

蔭山克秀

KADOKAWA / 2022-01-21

累計読者数21
平均ハイライト数 21.2件/人
推定読了時間 約5時間14分
star総合評価 54/100
start序盤集中型
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この本について

経済のニュースを見ていても、「結局どこがポイントなのか」「専門家の議論が何を言っているのか」がつかめないまま流れていくことが多いですよね。僕もずっとそうで、特に物価や景気の話になると、正解が人によって違うように見えて混乱していました。でもこの本を読んで、経済の“土台”がわかるだけで、世の中の見え方がかなり落ち着くんだなと実感しました。 刺さったのは、歴史の中で人々がどんな思い込みに飲まれ、どう間違え、どんな希望を抱いてきたかが具体的に描かれているところです。例えば「通貨では真の価値は測れない」とスミスが言った理由や、当時の知識人たちがなぜ社会主義を“自由の延長線”と信じてしまったのか。あるいは労働をミクロで捉えすぎたことで、失業の本質を見誤った古典派の話。こういう“人間の判断のズレ”が一本線でつながるだけで、今のニュースの奥にある論点が見やすくなりました。 さらに、経済学者たちが机上の空論を語っていたわけではなく、迫害されたり、亡命したり、政治に翻弄されたりしながら、それでも何かを良くしようと格闘していた姿にも励まされました。合理的に振る舞える前提なんて本当はどこにもなくて、限定合理性の中で迷うのが人間なんだと腑に落ちます。 「経済の話を自分ごとに落としたいけど、どこから入ればいいのかわからない」という人にはすごく向いています。専門知識より前に“視点”が整うので、日常の判断にもじわっと効いてきます。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

~ 「不朽の古典」から「現代の傑作」まで、カリスマ予備校講師・蔭山克秀先生セレクトによる50書目を取り上げ、それぞれの内容を図版をまじえながら解説。 名著を著した人物の人となりや、その著作が誕生した時代背景などもざっと丸わかり! ~ アダム・スミス『国富論』、マルクス『資本論』など、偉大な経済学者たちによる名著の数々。 それら珠玉の著作について、その要点をざっと理解できれば、「経済」への見識が広がり、自ずと「教養」になる。 だが、それらの名著は総じて分厚く難解で、読み通すのはなかなか難しい……。 本書は、経済学分野における名著の要点を、長年の受験指導の中、「わかりやすい表現」を追及してきた著者独自の視点で整理し、 現代の経済活動を把握する上でも役立つ「経済学の教養」がわかりやすくまとめられた一冊!
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