
経済学の歴史 (講談社学術文庫)
根井雅弘
講談社 / 2005-03-10
累計読者数4
平均ハイライト数 98.8件/人
推定読了時間 約5時間13分
star総合評価 72/100
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この本について
経済のニュースを見ていても、専門用語が多すぎて「結局いま何が起きてるのか」がつかめないまま時間だけが過ぎていくことがあります。自分の仕事にどう関係するのかも、はっきりしないままモヤモヤが残る。僕もずっとその状態でした。 この本は、いまの経済学そのものを“歴史の流れ”で理解できるのが大きかったです。マルクスの「物神崇拝」の話を読むと、働きながら感じる「なぜお金に振り回されてる感じがするのか」に輪郭が出るし、ケインズの有効需要の議論までくると、景気や失業が“人々の行動と制度の積み重ねで起きる現象”として見えてきます。アダム・スミスやリカードの価値論を押さえると、「価格の裏側にどんな考え方があるのか」が読み解きやすくなり、普段の仕事で数字を見るときの視点が変わりました。 全体として、単なる人物紹介ではなく、それぞれの理論が何に対してどう応じて生まれたのかが丁寧に描かれているので、経済学の“地図”を持てた感覚がありました。知識を増やすというより、ニュースや職場での判断基準に一本筋が通る感じです。 自分の頭で経済を考えたい人に刺さる本だと思います。
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出版社による紹介
『経済表』を考案したケネーはルイ15世寵妃の侍医であり、『国富論』の著者・スミスは道徳哲学の教授だった。興味深い経済学草創期からリカード、ミル、マルクス、ワルラスを経てケインズ、シュンペーター、ガルブレイスに至る12人の経済学者の評伝と理論を解説。彼らの生きた時代と社会の発展をたどり、現代経済学を支える哲学と思想を再発見する。(講談社学術文庫)
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