
経済学を学ぶ (ちくま新書)
岩田規久男
累計読者数5
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推定読了時間 約4時間25分
star総合評価 76/100
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この本について
経済の話って、普段の生活には関係ありそうで、でも実際には「なんとなく景気が悪いってこういうこと?」くらいの手触りしか持てないまま終わりがちですよね。雇用とか物価とか、ニュースでは聞くのに、自分ごととして整理できないままモヤモヤすることが多いなと感じます。僕も「なんで今こんな状況になっているんだろう」を説明できずに困る場面がよくありました。 『経済学を学ぶ』は、そのモヤモヤに、丁寧に地面をつくってくれるタイプの本です。たとえば、失業が「自発」「非自発」「摩擦」のように分かれる話を読むと、景気の悪さを一枚の絵として理解できるようになります。累進税の仕組みが自動的に景気をなだめる働きをする、みたいな説明も、ニュースで出てくる政策の意図を読み解く助けになりました。さらに、賃金が「希少性」で決まるという視点に触れると、自分の働き方やスキルの価値をどう捉えるかにも地続きで効いてきます。 経済学というと大きな話に見えがちですが、この本はミクロとマクロを行き来しながら、「自分の生活とそこで起きていること」を一本の線でつないでくれる感じがあります。複雑な制度や現象も、抽象論ではなく、現実の動きとして見えるようになりました。 経済ニュースの背景を自分の言葉で理解したい人に静かに刺さる一冊だと思います。
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出版社による紹介
交換と市場、需要と供給、企業・政府などミクロ経済学の基本問題から、国民所得、財政金融政策などマクロ経済学の基礎までを、豊富な例示とたくみな比喩で説く明快な入門書であるとともに、今日の複雑な経済・社会を正しく読み解きたいという読者にむけて、現実の経済・金融問題などを幅ひろくとりあげ解説する、役にたつ生きた「再」入門書である。
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