
スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編
ティモシー・テイラー, 池上彰, and 高橋璃子
かんき出版 / 2013-04-22
累計読者数34
平均ハイライト数 26.1件/人
推定読了時間 約2時間41分
star総合評価 53/100
start序盤集中型
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この本について
経済ニュースを追っていても、「景気が良いってどういう状態?」「失業率って何が原因で上下するの?」みたいなところでいつも足が止まることがあります。用語は知っていても、自分の生活や仕事にどうつながっているのかがつかめないまま、なんとなくモヤっとしてしまうんですよね。 この本は、そのモヤりを丁寧にほどいてくれるタイプの入門書でした。たとえば GDP=C+I+G+X−M という式も、ただの暗記ではなく「どの項目が景気で揺れやすいのか」「政策はどこをいじろうとしているのか」まで具体的に描いてくれます。自然失業率の話も、決して“自然”ではなく制度やルールで変わるものだと知ると、ニュースの数字を見るときの視点が一段変わります。さらに、生産性を押し上げる要素が技術・物的資本・人的資本の3つに整理されていて、自分の働き方や学び方をどう長期の成長につなげるかも考えやすくなります。 僕自身、マクロ経済の話は抽象的で、どこから触ればいいのかずっと迷っていました。でも、この本は「短期は需要、長期は供給」というシンプルな軸を渡してくれるので、複雑な情報も自分の中で整理しやすくなりました。経済の“全体像”を仕事や日々の判断に落とし込みたい人にはかなりしっくりくると思います。
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出版社による紹介
経済はむずかしい。簡単に理解できる本はないだろうか。 こんなことが言われるのは、日本だけではないのですね。アメリカでもしばしば聞かれる声だそうです。では、それに応えよう。こうして生まれたのが、この本です。 この本は、『スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編』に続くものです。原著は1冊にまとまっていますが、日本語版は、読者の便宜を考え、2冊に分けました。 まずはミクロ編を読んだうえでマクロ編に進んでほしい。著者は、そう考えて、この順番にしています。 マクロ経済学の「マクロ」とは巨視的な見方のこと。単にミクロ経済学を大きくしたものではなく、経済全体を大づかみにする学問です。 個々の企業や人びとの経済活動を分析するのがミクロ経済学ですが、そうした個々の活動の集大成の結果、一国の経済や世界経済は、思わぬ動きをすることがあります。 それを分析するのがマクロ経済学です。 著者のティモシー・テイラー氏は、経済学者。アメリカ経済学会発行の雑誌の編集に長年携わってきました。全米各地の大学で経済学の講義も担当し、スタンフォード大学とミネソタ大学では「学生が選ぶ講義が上手な教師」の1位を獲得しています。 アメリカの有名大学といえば、東はハーバード、西はスタンフォードです。極めて優秀な学生たちが熱狂したテイラー先生の講義とは、どんなものだったのか。この本で体験してみましょう。その教え方のうまさは、実際に本文を読んでいただければ明らかです。 経済の基本を、身近な具体例を引きながら、鮮やかに説いていきます。
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