
日本人のための現代史講義
谷口 智彦
草思社 / 2019-10
累計読者数3
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star総合評価 44/100
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この本について
最近、「この世界はどこへ向かっているのか」とか「日本はこれから大丈夫なんだろうか」といった漠然とした不安を抱えることが増えました。ニュースを追っても断片ばかりで、そもそも“なぜ今こうなっているのか”がつかめないまま流されている感じがあるんですよね。自分も同じ迷いの中にいて、答えを探すように手に取ったのが『日本人のための現代史講義』でした。 この本は、未来を占う水晶玉ではありません。でも、今の世界を形づくっている因果の流れを、戦後から丁寧にたどる視点をくれます。たとえば、東京五輪が「日本が先進国として扱われる契機だった」という話は、単なるイベントとしてしか捉えてこなかった自分の視点をガラッと変えてくれましたし、インドとの親縁性や地政学的なつながりの話も、日々のニュースをまったく違う角度から読めるようになります。そして「英国はどうやって国益を守ってきたのか」など、他国の選択のリアリズムを知ることで、日本の立ち位置を相対化して見られるようになるのも大きかったです。 現代史というと、遠い話に感じて敬遠しがちですが、ここで語られるのは“明日の選択をどう理解するか”のための材料です。自分と同じように、将来の見通しが立たずモヤモヤしている人にこそ刺さる一冊だと思います。
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出版社による紹介
1945年8月、大きな戦争は終わった。しかし世界は、いくらか平和になり、安定が戻っただけだった。 その後も、スエズ危機、中印紛争、ベトナム戦争、ニクソン・ショック、冷戦崩壊、同時多発テロと大事件が続く。 そして今日、日本海を挟んでロシア、中国、北朝鮮そして韓国と、いずれも日本との関係は不安定なままで、 背景には歴史認識をめぐる問題が伏在している。 もはや日本は、「“ごっこ”の世界」にとどまっているわけにはいかない。 では、日本の正確な現在地はどうなっているのだろうか。 未来に備えるための画期的な入門現代史。『明日を拓く現代史』改題。
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