
世界大異変―現実を直視し、どう行動するか
ジム・ロジャーズ、花輪 陽子、アレックス・南レッドヘッド
東洋経済新報社 / 2022-07-22
累計読者数7
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推定読了時間 約1時間20分
star総合評価 67/100
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この本について
将来の日本について考えようとすると、不安ばかり増えてしまって、結局ニュースを閉じて日常に戻ってしまう。そんな感覚、僕もずっとありました。変化が早すぎて、自分の人生単位で何を備えておくべきなのかが掴めないまま、なんとなく不安だけが積み上がっていくんですよね。 この本は、その「なんとなく」の正体を一度しっかり見せつつ、逃げ道のない悲観に閉じ込めるのではなく、自分の行動に落とせる視点をくれる一冊でした。たとえば、人口減少がもたらす未来をかなり厳しめに描いていますが、そこから「だから外国語の習得が武器になる」「国内市場が縮んでも外に目を向ければ選択肢は増える」という形で、個人が取れる方策まで落とし込んでくれるのが大きかったです。また、政治や金融への強い不信感が語られている一方で、「だから自分の判断軸を育てた方が早い」という現実的な姿勢もブレていません。 全体として、日本の未来をどう捉えるかでモヤモヤしている人ほど腹に落ちる部分が多い本だと思います。特に、「悲観はわかるけど、自分は今から何を準備すればいいのか」が知りたい人には刺さるはずです。 僕自身も読みながら、未来を明るく見る必要はないけれど、暗さに飲まれない工夫ならできるかもしれない…と少しだけ前向きになれました。
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