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最強のデータ分析組織

最強のデータ分析組織

河本 薫

日経BP / 2017-11-25

累計読者数122
平均ハイライト数 16.8件/人
推定読了時間 約3時間44分
star総合評価 63/100
start序盤集中型
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この本について

データ分析の仕事をしていると、「結局、自分は何を求められているんだろう」とモヤモヤする瞬間が多いと思います。分析結果を渡しても意思決定が変わらないとか、そもそも現場の課題理解が浅いまま提案してしまって空回りするとか…。自分も似た壁にぶつかり続けていて、その整理に役立ったのがこの本でした。 特に刺さったのは、データ分析者は“問題を解く力”以前に“機会を見つける力”が必要だという視点です。言われてみれば当然なのに、実務ではつい目の前の依頼に没頭してしまいがちです。また、意思決定プロセスを「改善」ではなく「改革」として捉える発想も大きかったです。既存の流れを前提に微調整するだけでは組織の意思決定は変わらないし、その改革を現場の担当者から順に説明していく──この順番の現実味に、妙な納得感がありました。 さらに、分析者が“社内コンサルタント”として扱われる現実も正直に書かれていて、だからこそ断片的な理解で仮説を作らないこと、長期的な意思決定にどう伴走するかが重要だと腑に落ちます。三十件近い案件を回す著者の視点は特別な方法論というより、地味だけど確実に効くスタンスの話が多く、現場に引き戻してくれます。 データ分析を「スキル」ではなく「仕事」として捉え直したい人に刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

データサイエンティストを目指す人、社内でデータ分析組織に携わる人、 これから同じような組織を作りたい人、イノベーションや業務改革を成功させたい人に! 日経情報ストラテジーが選ぶ「データサイエンティスト・オブ・ザ・イヤー」の初代受賞者である、大阪ガスの河本薫氏による待望の2冊目となる本。同氏が所長を務めるデータ分析組織「ビジネスアナリシスセンター」の生い立ちから数々の失敗、乗り越えてきた壁、そして分析組織のリーダーに求められる信念と行動を初告白します。 社内外の誰からも注目されていなかった無名のチームが、いかにして日本一有名なデータ分析組織に生まれ変われたのか。チームを率いる著者がこれまで語ることがなかった苦悩や挫折、そして、ある日突然有名になってからの状況の変化などを、余すところなく赤裸々につづった一冊です。 本書はデータ分析の手法の紹介にはフォーカスしていません。なぜなら著者は「データ分析は業務改革やイノベーションを実現するための手段の1つに過ぎない」と考えているからです。むしろ、チームのメンバーとデータ分析でイノベーションを起こすという「ミッション」を共有し、問題を解くことではなく会社に役立つことに価値を置く「カルチャー」を育み、社内の事業部門から「信頼(レピュテーション)」を勝ち取ってイノベーションを達成することがデータ分析組織の役割であり、責任範囲であるという持論を展開します。そのために必要なノウハウや社内での話の進め方、人の巻き込み方などの経験談をふんだんに盛り込みました。
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