
データ分析・AIを実務に活かす データドリブン思考
河本 薫
ダイヤモンド社 / 2022-01-11
この本について
仕事でデータ分析に関わっていると、「結局この分析って意思決定にどう効くんだっけ…?」みたいなモヤモヤがつきまといますよね。数字は出せるしモデルも作れる。でも現場の判断が変わらない。気づけば精度競争ばかりしてしまう。自分も何度も同じ沼にはまってきました。 この本が刺さるのは、「そもそも意思決定プロセスが曖昧なままだから分析が活かされない」という視点を徹底的に言語化してくれるところです。たとえば、現場の判断ルールが暗黙知のままでは、どれだけ良い分析をしても組み込めないこと。あるいは、予測モデルの精度向上ではなく、「どんな判断基準をつくりたいのか」から出発すると、課題そのものの見え方が変わること。読むほどに、自分がデータではなく“扱いやすい問題”の方を選んでしまっていた場面が思い返されます。 結局、データ分析は手段でしかなく、価値が出るのは意思決定の設計をやり直したときだけ。この当たり前を、実務の細かいやりとりまで落とし込んで説明してくれるので、分析と現場の間で行き詰まりを感じている人にはかなり実感があるはずです。 「分析しているのに会社が良くならない理由をちゃんと知りたい人」に向いた一冊だと思います。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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