ヨムナビ
会社を変える分析の力 (講談社現代新書)

会社を変える分析の力 (講談社現代新書)

河本薫

講談社 / 2013-07-20

累計読者数78
平均ハイライト数 17.9件/人
推定読了時間 約3時間
star総合評価 64/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 28%

この本について

データ分析に関わっていると、「結局この分析は意思決定にどう効くんだっけ…」と迷う瞬間、けっこうありますよね。精度を上げることに夢中になって、肝心のビジネスの現場から離れていく感じ。自分も何度かその沼にハマって、後から「これ、誰の役に立つんだろう」と冷や汗をかいたことがあります。 この本が刺さるのは、まさにそのモヤモヤを抱えているときです。知的好奇心とビジネス価値は別物だと何度も念押しされるのですが、それが説教っぽくなく、具体的な場面と一緒に語られているので、自分ごととして腹に落ちます。分析モデルは必ず何かを捨てている、だからこそ現場の状況を知らないと解釈を誤るという話は、実務のリアルさがあって、読みながら何度も自分の癖を思い出しました。エクセルレベルの分析でも意思決定に役立つなら十分という視点も、肩の力を抜いてくれるところです。 さらに、分析ミスは「減点」ではなく「損失」になるという指摘は、少し痛いけれど大事な視点でした。だからこそ検算力が必要で、最初と最後を見比べるだけでもミスを防げるというのは、実務に直結する小さな工夫として持ち帰りやすいです。現場に足を運んで、分析と現場感覚をつなぐ大切さが丁寧に描かれているのも、この本ならではのリアリティだと思います。 分析の精度やカッコよさより、意思決定に役立つかどうかを軸に仕事をしたい人に刺さる一冊です。自分の分析がどこで迷子になりがちか、静かに見直させてくれます。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

河本薫の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

いまやビジネスの世界では、「データ分析が競争を制す」と言われる時代。しかしその一方で、高い分析ソフトを買ったものの、宝の持ち腐れで終わっているという会社も少なくない。では、分析力を武器にできる会社は何が違うのか? また分析力を武器にできる個人は何が違うのか? 第一人者が丁寧にその違いを解き明かす。(講談社現代新書)
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要