
知らないと損する 経済とおかねの超基本1年生
大江 英樹
東洋経済新報社 / 2015-10-30
累計読者数13
平均ハイライト数 18.2件/人
推定読了時間 約2時間36分
star総合評価 57/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 23%
この本について
お金の本って読んでも、「結局どう判断すればいいんだろう…」というモヤモヤが残りがちですよね。特に投資や制度の話になると、知識の断片だけ増えて、実生活の選択にはつながらないまま時間だけ過ぎていくことが多いと思います。僕もまさにそうで、なんとなく怖くて一歩踏み出せない時期が長くありました。 この本がよかったのは、その判断の軸をシンプルにしてくれた点です。たとえば「機会費用」と「サンクコスト」。頭では知っていたつもりでも、日常の選択でどれだけ逆のことをしていたかに気づかされます。買い物でも投資でも、未来に何を得られるかを考える視点が自然と育つ感じです。また、投資信託や国債、社債といった商品も、“仕組みとしてどう回っているのか”を生活レベルの言葉で説明してくれるので、怖さがだいぶ薄れます。ドルのほうが親しみやすいから買ってしまう、という利用可能性ヒューリスティックの例なんかは、自分の判断にも思い当たるところがあり、妙に納得しました。 さらに、経済全体のお金の流れを「血液と血管」にたとえているのも印象的で、金利や緩和のニュースが少しだけ身近になります。自分の生活と経済をつなぐ線が見えてくるというか、「知らないから不安」という状態からは確実に抜け出せます。 家計や投資を“これからちゃんと考えたいけど、専門用語の海で溺れたくない人”には特に刺さる一冊だと思います。
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出版社による紹介
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