
90歳までに使い切る お金の賢い減らし方 (光文社新書)
大江 英樹
累計読者数6
平均ハイライト数 13.8件/人
star総合評価 61/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 65%
この本について
仕事でもお金でも、「これでいいのか」が頭のどこかに残ったまま毎日が流れていくことってあります。会社では経営者目線を求められるのに権限はないし、結局は大勢が決めるまで待つしかない。じゃあ自分の時間やエネルギーはどこで回収すればいいのか…。そんなモヤモヤを抱えたまま年齢だけ重ねていくのが、なんとなく怖いんですよね。 この本が面白いのは、お金の話をしているようで、実は「どう生きたいか」を先に置いてくれるところです。たとえば、使うお金をライフエネルギーとして捉えてみると、見栄や義理に流れる支出が急に色あせて見える瞬間がありますし、逆に“思い出”に投じる価値が腑に落ちてきます。また、会社で偉くなる前提を手放したら、意外とストレスなく本音で仕事ができるという視点も、日常の選択を軽くしてくれます。自分の好きなこと、人に感謝される行動、無駄を楽しむ余白――こうした使い方こそ、後半戦で効いてくるという話は、読んだあとジワッと残りました。 お金を増やすより、「どう減らすか」に目を向ける本なので、派手さはありません。でも、人生の後半に向けて、価値観をゆっくり組み替えるにはちょうどいい温度感です。 自分の時間やエネルギーをどこに置くべきか迷っている人に、しっくりくる一冊だと思います。
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