
定年前、しなくていい5つのこと~「定年の常識」にダマされるな!~ (光文社新書)
大江 英樹
累計読者数19
平均ハイライト数 10.7件/人
star総合評価 56/100
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この本について
定年が近づくにつれて、お金の不安と生活の変化へのモヤモヤがじわじわ大きくなる時期がありますよね。数字ばかり並ぶ記事を見ても、自分ごととして落とし込めず「結局どう準備すればいいのか…」と余計に混乱してしまう。僕も同じでした。 この本が効いてくるのは、不安を煽るのではなく「本当に必要なところだけ」を丁寧に示してくれるところです。たとえば有名になった“2000万円問題”も、最新データでは不足額が縮んでいるという話が出てきます。こういう冷静な視点が一気に肩の力を抜いてくれますし、定年後は“増やすよりムダをなくす方が効く”という考え方も、目の前の行動に落とし込みやすい。保険を必要なものだけに絞るとか、なんとなく続けている支出を見直すとか、やれば数字が変わる実感が持てる内容ばかりでした。 もう一つ印象に残るのは、著者自身が「定年前に読んだ本はしっくりこなかった」と正直に語っているところです。だからこそ“リアルな実感”として、退職金で投資デビューする危険や、男性が定年後に初めてアウェイに立つという人間関係の話まで踏み込んでくれる。お金だけじゃなく、生活の姿勢そのものを整える本でもあります。 数字が苦手、でも老後の準備だけはちゃんとしておきたい。そんな人には特に刺さる一冊だと思います。
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