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損する結婚 儲かる離婚(新潮新書)

損する結婚 儲かる離婚(新潮新書)

藤沢数希

累計読者数46
平均ハイライト数 16件/人
star総合評価 62/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 34%

この本について

結婚まわりの話って、どうしても「なんとなく大丈夫だろう」で流しがちなんですが、ふとした瞬間に不安が刺さることがあります。もし離婚になったら、どれくらいお金が動くのか。浮気や性格の不一致って、どの程度 “理由” になるのか。そのあたりがモヤモヤしたまま大人になってしまった人、多いと思います。僕もずっとそうでした。 この本は、その曖昧さを一度ぜんぶ壊してくれます。たとえば、離婚で大きく動くのは慰謝料ではなく、婚姻費用と財産分与であり、しかもそれは“誰に非があったか”とは無関係に決まるという事実。あるいは、結婚という制度そのものが「所得連動型の契約」に近いという視点。感情ではなく、法律と経済の仕組みから結婚を見直すと、これまで抱えていた不安の正体が輪郭を持ち始めます。 読むと「結婚をやめた方がいい」と煽られるわけではなく、むしろ、制度の構造を先に知っておくことで、変な恐怖や思い込みから解放される感覚があります。僕自身、これを読んでから、人と関係を結ぶ時に何を大事にすべきかがかなりクリアになりました。 パートナーシップをどう扱うかに迷っている人、特に“なんとなく”で結婚や同棲を進めたくないタイプには、静かに刺さる本だと思います。

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