
結婚までに、やっておくべきお金のこと
中村 芳子
サンマーク出版 / 2014-05-20
この本について
結婚や同棲が近づいてくると、お金のことが急に現実味を帯びてきますよね。住宅ローンはどう考えるべきか、式にどれだけ使っていいのか、ふたりの貯金はどう分けるのか…。正解がないからこそ、「なんとなく不安」がいつまでも残る感じ、よくわかります。僕自身、結婚を意識し始めたときにいちばん困ったのは、感情じゃなく“数字の話”をどう扱えばいいのかでした。 この本がよかったのは、きれいごとじゃなく、実際の生活でどう判断すればいいかが具体的に書かれているところです。たとえば「家は買い急がないほうがいい」という話も、家族構成や働き方が固まる前に買うリスクを淡々と説明してくれるので、焦りがスッと引きますし、「ローンは65歳までに返す」という基準も、老後のキャッシュフローを想像すると腑に落ちます。ふたりのお金をどう分けるかの話も、収入差がある場合の貯金額のそろえ方など、実生活レベルで使える内容が多いです。 読んでみて感じたのは、結婚のお金って“覚悟”より“段取り”のほうが大事なんだな、ということでした。準備さえしておけば避けられる苦労って意外と多くて、その視点をくれたのがこの一冊です。とくに「そろそろ結婚を現実的に考えたいけれど、何から確認すればいいかわからない人」には届きやすいと思います。 大げさなことを求められるわけではなく、今の生活を土台にして、無理なく結婚へ進むための“目安の線引き”を静かに示してくれる本でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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