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老人漂流社会

老人漂流社会

NHKスペシャル取材班

株式会社 主婦と生活社 / 2013-11-22

累計読者数3
平均ハイライト数 3件/人
推定読了時間 約4時間50分
star総合評価 29/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 28%

この本について

親の介護の話題になると、「そろそろ考えなきゃ」と思いながら、どこから手をつければいいのか分からずモヤモヤすることがありますよね。元気なうちに話すのも気まずいし、施設の仕組みもよく分からないまま時間だけ過ぎていく。そんな感覚を抱えている人に、この本はけっこう刺さります。 読んでいて印象に残ったのは、「迷惑をかけたくない」と言う高齢者の本音が、実は「役に立ちたい」という願いだった、という指摘でした。守られる側か支える側か、白か黒かで捉えがちなところに、もう少し立体的な視点をくれるんです。さらに、施設の契約書のどこを確認すべきか、事前にどんな準備が必要なのかなど、現実の場面でつまずきやすいポイントが具体的に描かれていて、先延ばしにしていた話が一気に自分事になります。 そして何より、高齢者を“弱者”として扱うだけでなく、「支え手として社会に関わる」という発想が、家族内の関係にもそのまま響いてくるんですよね。頼る・頼られるの関係をどう再構成するかを考えるきっかけになります。 自分や家族の今後について、どこかでずっと不安を抱えている人に届く一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

2013年1月に放送されて大反響を呼んだ「NHKスペシャル」の書籍化。病院や介護施設をたらい回され「死に場所」を持てない男性、自宅を失った高齢者の「終の住処」と化した三畳一間の宿泊所、自分も周りも気づかずホームレスになってしまった認知症の高齢者など、超高齢社会に住む我々が目を背けてはならない現実を徹底取材。自分の居場所を自分で選べずに「漂流」してしまう現状に警鐘を鳴らしつつ、「奇跡の共同住宅」という希望の光も示すノンフィクション。【「はじめに」より】この本では、番組では伝えきれなかった「自らの老後を、自らで選ぶ」ということの難しさと大切さについて、詳しく伝えようと試みている。(中略)自らの老後と向き合うとき、どうすれば「自分らしい“終の住処”」を見つけ出せるのか、現実的な目線で老後の選択肢を提示したい、と思ったためだ――。

目次

歳をとることは罪なのか "終の住処"を選べない時代 死に場所さえ持てない! 「漂流死」する高齢者たち 知られざる「認知症漂流」 どうすれば老後の安心は得られるのか "老人漂流"を食い止めるために
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