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人口学への招待 少子・高齢化はどこまで解明されたか (中公新書)

人口学への招待 少子・高齢化はどこまで解明されたか (中公新書)

河野稠果

累計読者数3
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推定読了時間 約6時間
star総合評価 44/100
start序盤集中型
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この本について

「少子化ってニュースで見るけど、結局どこから手をつければいいのか分からないままモヤモヤが残る」という感覚、けっこう多いと思います。自分もそうで、出生率や高齢化を語る言葉は聞くのに、その裏で何が起きているのかがつかめないまま、将来の不安だけが積み上がっていました。 この本は、そんな霧を少し晴らしてくれました。たとえば、人口高齢化は「寿命が伸びたから起きる」という単純な話ではなく、出生率の変化が年齢構造にどう波及していくかを地道に説明してくれます。ヨーロッパと日本では出生率低下の背景が全然違うことや、婚姻の変化や若い世代の行動の揺らぎがどう人口に響くのかも、表面的な議論とは違う角度で理解できます。また、人口は出生・死亡・移動の積み重ねで動くという当たり前の前提を、コーホートの視点から丁寧に見直すことで、「人口問題=ひとつの原因で説明できるものではない」という実感が持てます。 将来の社会を語るときに、どうしても感情や理想論が先に出てしまう人ほど、この本の淡々とした分析が逆に安心材料になるはずです。「人口の話を一度ちゃんと理解してみたい」と思っている人に刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

二〇〇五年から始まった日本の人口減少。一〇〇年後には半減と予測されている。北・西ヨーロッパに端を発し、いまや世界人口の半分を覆った少子化は、なぜ進むのか―。急激な人口減少が社会問題化するなか、急速に脚光を浴びる人口学だが、戦前の国策に与したと見られ、近年まで疎んじられてきた。本書は、人口学の入門書として、人口の基礎的な考え方、理論、研究の最前線、少子化のメカニズムなどを平易に解説する。
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