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日本で老いて死ぬということ 2025年、老人「医療・介護」崩壊で何が起こるか

日本で老いて死ぬということ 2025年、老人「医療・介護」崩壊で何が起こるか

朝日新聞 迫る2025ショック取材班

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この本について

親の介護が現実味を帯びてきたり、自分の将来をふと考えたときに、何となく胸の奥がざわつくことがあると思います。何を不安がっているのか言葉にしづらいし、情報を集めようとしても表面的な話ばかりで、結局モヤモヤが残る……。僕自身も同じで、この先の「老いること」をどう受け止めればいいのか、ずっと手触りのある答えを探していました。 この本は、医療や介護の制度がどう崩れるかを煽るタイプではなく、現場で起きている“人の心と日常”の変化を丁寧に描いています。たとえば、高齢者のうつが役割の喪失や老老介護の疲れから静かに進むことや、身体の不調として現れやすく、認知症と区別がつきにくいという話は、家族を支える側にとっても他人事ではありません。また、「お年寄りは介護されるだけの存在ではなく、地域の資源でもある」という視点に触れると、老いを「負担」としてだけ捉える見方が少しほぐれていきます。 さらに、シニア世代の多くが「愛が生活設計に不可欠」と感じているという調査結果も印象的でした。結局のところ、人とのつながりや役割が失われたときに何が心を支えるのか、数字以上のリアルさで迫ってきます。 自分や家族の老いを“制度”だけでなく“感情”の側からも理解したい人に刺さる一冊です。

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