
死すべき定め――死にゆく人に何ができるか
アトゥール・ガワンデ and 原井宏明
累計読者数7
平均ハイライト数 6件/人
推定読了時間 約6時間14分
star総合評価 39/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%
この本について
年齢を重ねるほど、「この先、自分はどんなふうに弱っていくんだろう」「家族に迷惑をかけたくないけど、実際どうなるんだろう」といった漠然とした不安がじわっと増えていく感覚があります。仕事のことは計画できても、老いと死だけはコントロールできないまま手前に迫ってくるようで、見て見ぬふりをしがちです。 この本は、その不安を雑に慰めるわけでも、逆に希望を奪うわけでもありません。むしろ、老いと死のプロセスで何が起きるのかを、医療の現場から具体的に見せてくれます。たとえば、身体がどの順番で弱っていくのか、医療がどこまで助けられてどこからは助けられないのか、そして「水平線が縮む」瞬間に人が何を大切にし始めるのか。その流れがわかるだけで、自分の選び方が少しだけ現実に根づく感覚がありました。 読んでいると、誰かを支える側に立つときも、自分が支えられる側に回るときも、何を優先したいかが見えてきます。延命か、生活の質か、そもそもその人は何を望んでいるのか。正解はないけれど、向き合い方の軸が一本通るような本です。 「老いと死を先送りにするだけじゃ物足りない」と感じ始めている人に刺さると思います。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
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出版社による紹介
現役外科医にして「ニューヨーカー」誌のライターである著者が描く、迫真の人間ドラマ。人生の終盤をよりよくするために奔走した人々のエピソードが圧倒的な取材力と構成力で綴られた本書は、読む者に自らの終末期の選択について多くの問いを投げかけるだろう。終末期をどう生き、最期の時をどう迎えるのか。私たちは豊かに生きることに精いっぱいで、「豊かに死ぬ」ために必要なことを、こんなにも知らない―。
読んだ内容を、もう忘れない。
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