
木に学べ 法隆寺・薬師寺の美(小学館文庫)
西岡常一
小学館 / 2003-12-01
累計読者数6
平均ハイライト数 12.2件/人
推定読了時間 約4時間23分
star総合評価 52/100
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この本について
仕事で判断に迷ったり、人をまとめる立場なのに「自分が何を大事にすべきか」が見えなくなる時ってあります。効率とか見た目とか、外からの基準に引っぱられて、本来の“構造”を忘れてしまう感じです。そういうときにこの本を開くと、自分の手元の仕事をもう一度じっくり見つめたくなるんですよね。 西岡棟梁の言葉は、職人の世界の話に見えて、結局は「人とどう向き合うか」「時間のかかるものをどう育てるか」という問いに返ってきます。木のクセを読むように、人の心を読む。削って形を整えるんじゃなくて、曲がりを曲がりのまま活かす。その姿勢が、チームの向き合い方や自分の仕事の仕方を静かに変えてくれます。また、飛鳥の工人が風土を理解して工法を変えたように、「環境に合わせてやり方を変える」という視点も、今の仕事にそのまま持ち込める感覚です。 読んでいると、焦りや短期的な成果へのこだわりが少し落ち着いて、「まずは足元を整えよう」という気持ちに戻れる一冊です。表面的な“効率化”に違和感がある人や、誰かを束ねる立場にあるけれど正解が見えない人には、特にしっくりくると思います。
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出版社による紹介
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 法隆寺金堂の大修理、法輪寺三重塔、薬師寺金堂・西塔などの復元を果たした最後の宮大工棟梁・西岡常一氏が語り下ろした、1988年発刊のベストセラーを電子化。宮大工の祖父に師事し、木の心を知り、木と共に生き、宮大工としての技術と心構え、堂塔にまつわるエピソード、そして再建に懸ける凄まじいまでの執念を飄々とした口調で語り尽くす。一つ一つの言葉には、現代人が忘れかけた日本文化の深奥がひしひしと伝わってくる。
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