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両利きの組織をつくる――大企業病を打破する「攻めと守りの経営」

両利きの組織をつくる――大企業病を打破する「攻めと守りの経営」

加藤雅則, チャールズ・A・オライリー, and ウリケ・シェーデ

英治出版 / 2020-03-05

累計読者数43
平均ハイライト数 37件/人
推定読了時間 約3時間28分
star総合評価 76/100
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この本について

現場の空気が見えてしまうぶん、「結局どこから手をつければいいんだろう…」と足が止まることってありませんか。制度を変えれば何とかなる気もするし、対話が大事なのも頭ではわかる。ただ、目の前の仕事で手一杯の中で、どう動けばいいのかが曖昧なまま時間だけ過ぎていく。僕自身ずっとそのループにいました。 この本が効いたのは、組織の問題を“原因探し”ではなく、“動ける条件づくり”として捉え直せたことです。現場が変わらないのではなく、変わりたくても変われない状態にあるだけだという視点に立つと、こちらの問いかけや関わり方がまるごと変わります。また、アイデアを作る段階よりも、その後の“育成から量産化まで”の溝の深さに光を当ててくれるので、なぜ良い種が事業にならないのかが腑に落ちます。さらに、組織能力を「人のつながり方」として捉え直す話は、結局は組織アイデンティティの問いに行き着くんだと気づかせてくれました。 派手な処方箋が欲しいわけではなく、現場のモヤモヤをどう扱うかでずっと悩んでいる人には刺さると思います。読み終えても即答が手に入るわけではありませんが、目の前の対話や小さな試行錯誤をどう積み直すかが具体的に見えてきます。僕はそこが一番の収穫でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

破壊(ディスラプション)の時代を生き抜く方法 5年間で劇的な変貌を遂げたAGC(旧旭硝子)の事例を軸に、 「両利きの経営」を提唱した世界的な経営学者と 日本企業の組織力学を熟知した変革支援者が語る、組織進化の理論と実践。 ●成熟企業の重要課題「既存事業と新規事業の両立」の実現法 ●注目の経営理論「両利きの経営」の実行に焦点を当てた初の本 ●両利きの経営のカギ「組織カルチャー」の変革を理論的かつ実践的に解説 ●AGCでの実践事例を経営陣へのデプス・インタビューに基づき詳解 第1章 いま必要な組織経営論 第2章 AGC、変革への挑戦――戦略と組織を一体として変える 第3章 両利きの経営――成熟企業の生き残り戦略 第4章 組織はどのようにして変わるのか――アラインメントの再構築 第5章 組織開発の本質――トップダウンとボトムアップの相互作用を作り出す 第6章 脱皮できない蛇は死ぬ――日本企業のための組織進化論
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