
だから僕たちは、組織を変えていける ――やる気に満ちた「やさしいチーム」のつくりかた【ビジネス書グランプリ2023「マネジメント部門賞」受賞!】
斉藤徹
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star総合評価 69/100
start序盤集中型
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この本について
仕事の現場で「数字は追ってるのに、なぜか空気が重い」「部門ごとに壁があって、協力しようにも動きが鈍い」と感じること、けっこうありませんか。自分もまさにそのど真ん中で悩んでいて、チームをどうやって前に進めたらいいかずっと考えていました。 この本がよかったのは、組織論を語る前に“人の気持ちがどう動くか”から教えてくれるところでした。短期の成果ばかり追う仕組みが創造性を削ってしまう話や、評価を恐れて本来の自分を隠すと心理的安全性が崩れる流れは、日々の現場で嫌というほど実感してきた部分です。だからこそ、著者が示す「小さく始める変化」の視点が現実的で、自分でもやれそうだと思えました。例えば、発言が特定の人に偏らない場づくりを意識することや、丁寧な対話を積み重ねて“しよう”と思える環境を整えることなど、すぐ試せる一歩がちゃんと載っているのがありがたいです。 特に刺さるのは、「組織を変えられるのは経営層だけじゃない」というメッセージです。ひとりのメンバーでも、学びながらチームの土壌を耕していけば変化の起点になれる。大きな革命じゃなくても、毎日のコミュニケーションの質を上げるだけで景色がゆっくり変わる。その温度感が、自分にはちょうどよかったです。 今のやり方に違和感があるけど、強引な改革にも違和感がある。そんな“間”にいる人にこそ、届く一冊だと思います。
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