
だから僕たちは、組織を変えていける ワークブック
斉藤徹
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2022-12-16
この本について
チームで話しているはずなのに、気づけば「言い合い」に近くなってしまうことってありますよね。相手の意図が読めず、こちらの考えもうまく伝わらない。自分の内面を振り返ろうとしても、いつのまにか「なんで自分はダメなんだろう」という方向に落ちていく…。僕も仕事でつまずくたびに同じところで悩みます。 この本が助けになるのは、組織の話をしながらも、実はすごく“個人のコミュニケーションの現場”に寄り添ってくれるところです。たとえば、意見をぶつける前に「どうしてそう考えるのか」を丁寧に理解し合うだけで、全然違う案が生まれることがあります。これはきれいごとではなく、実際に関係の質が先に整うと、思考や行動が自然と前向きになるという話なんですよね。また、自己理解についても「なぜこうなのか」ではなく「何が自分をそうさせるのか」と問い直すことで、落ち込む方向ではなく行動の改善に視点が向くのがありがたいところです。 さらに、ビジョンを細かく詰めすぎない方が内発的な動機が生まれる、という話も現場で効きます。数字で締めつけるより、意味づけが変わる方が満足度や動き方そのものが変わる。このあたりは、目標設定にモヤモヤを抱えている人ほど腑に落ちると思います。 「メンバーとうまくやりたいけれど、自分も相手もどう扱えばいいのか迷っている人」に静かに刺さる一冊です。理想論ではなく、日常の小さな会話から組織が変わっていく感覚を持ちたいときに手元にあると助かります。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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