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組織も人も変わることができる! なぜ部下とうまくいかないのか 「自他変革」の発達心理学

組織も人も変わることができる! なぜ部下とうまくいかないのか 「自他変革」の発達心理学

加藤洋平

日本能率協会マネジメントセンター / 2016-03-30

累計読者数33
平均ハイライト数 38.6件/人
推定読了時間 約2時間54分
star総合評価 75/100
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この本について

部下とうまく話せているつもりなのに、なぜか噛み合わない。相手の反応に感情が揺れたり、こちらの意図が伝わらず疲れてしまったり。仕事をしていると、こうした「関係のつまずき」に心を持っていかれる瞬間ってありますよね。僕自身、相手の問題だと思っていたものが、実は自分の“見える範囲”に原因があったと気づくまでにだいぶ時間がかかりました。 この本は、いわゆる“コミュニケーション術”とは少し違っていて、そもそも人はどんな枠組みで世界を見ているのか、それがどう変わっていくのかを丁寧に扱っています。たとえば、白黒で世界を見てしまう段階があること。役割が変わると意識の段階も動くこと。曖昧さに耐えられる度合いこそが成熟を支えていること。こうした視点を知ると、相手の言動を「性格」ではなく「その人が今立っている位置」として見直せるようになっていきます。 僕が特に効いたのは、対話で言語化することの意味を“自分の内側の声を発見する作業”として説明しているところでした。部下との対話だけでなく、自分自身に対しても同じで、内省の時間をつくると行動が変わる実感があります。相手の段階に合わせた関わり方を考えられるので、無理に変えようとしなくても関係が少しずつほぐれていきます。 「相手を理解しようとしているのに、なぜか疲れてしまう人」にとても静かに効く本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

『なぜ人と組織は変われないのか ハーバード流自己変革の理論と実践』(英治出版)の著者ハーバード大学教育学大学院教授ロバート・キーガンと同大学院変革リーダーシップ研究責任者リサ・ラスコウ・レイヒーらによって、欧米はもとより、日本でも注目を集める「発達心理学」。 現在の自分が成人としての発達段階のどこにいるのかを確認し、今後どのようなプロセスでさらに成長・進化していくのかを把握するための理論です。 この理論を二人から直接学んだ著者が、ワインバーで偶然出会うことになった、部下のことで悩む課長と人財コンサルタントとの対話形式により、部下とのコミュニケーション法や育成法、さらには自己成長や組織マネジメントのあり方をわかりやすく説きます。 「自分に関係することにしか関心を寄せない部下」「上司には従順な一方で自分の意見を言わない部下」「自律性が強すぎて、メンバーの意見を無視する部下」こうした部下たちとのコミュニケーションのとり方を人財コンサルタントから学び、現場で実践することで組織がうまく回り出し、課長自身も成長していくというビジネスストーリーです。
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