ヨムナビ
成人発達理論による能力の成長 ダイナミックスキル理論の実践的活用法

成人発達理論による能力の成長 ダイナミックスキル理論の実践的活用法

加藤洋平

日本能率協会マネジメントセンター / 2017-06-20

累計読者数73
平均ハイライト数 40.7件/人
推定読了時間 約5時間24分
star総合評価 78/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 37%

この本について

仕事で新しいスキルを学んでも、別の場面になるとうまく使えないとか、リーダーシップ研修を受けたのに現場では活かしきれない…そんなモヤモヤって、けっこう共通している気がします。自分に「能力がない」のではなく、そもそも能力ってどう育つのかを知らないまま戦っているだけなんじゃないか、とこの本を読んで思いました。 この本が面白いのは、能力を“階段”じゃなく“網の目”として捉えるところです。ある場面で発揮できても、課題が変わればレベルが揺れること。大人になっても他者の支援がないと最適レベルに届かないこと。数週間単位の変化がちゃんと成長として積み上がること。自分の日々の揺れを「失敗」ではなく「発達範囲の中の揺れ」と見直せると、肩の力が少し抜けます。 そして、スキルを伸ばすには「どんな課題と紐づいた能力なのか」を特定する必要がある、という視点もかなり実用的でした。万能なリーダー像を追いかけるより、具体的な状況に合わせて必要なサブ能力を見極める。代用化が効く範囲を理解して、別の場面へ無理なく持ち出す。このあたりが、日々の仕事のつまずきをそのまま成長に変えるヒントになります。 自分の成長を“気合い”で説明したくない人、状況による能力のムラに悩んできた人には特に刺さると思います。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

加藤洋平の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

■能力開発の領域で、欧米同様に日本でも近年注目されている成人対象の「発達心理学」。ハーバード大学教育大学院(HGSE)を中心に研究が進み、ロバート・キーガン教授らの成果が『なぜ人と組織は変われないのか』『行動探求』(ともに英治出版)、『なぜ部下とうまくいかないのか』(小社)などの書籍として日本で紹介されています。 ■キーガンの理論では、人間の器(人間性)の成長を中心に取り扱うものですが、人間性が高いにもかかわらず、仕事の力量(スキル)は低いという人も見受けられます。そこで本書では、その矛盾を是正するものとして、スキルの成長にも焦点を当てた、HGSEカート・フィッシャー教授が提唱する「ダイナミックスキル理論」に基づく能力開発について事例をもとに解説します。 ■キーガン教授およびフィッシャー教授とも親交のあった著者が、日本の人事部門や管理者など能力開発を担う実務家を対象に、スキル開発のメカニズムとプロセスを解き明かし、その実践法をわかりやすく丁寧に解説します。そして各項目ごとに「成長レシピ」というエクササイズを設け、本を読み進めながら実践を行う内容になっています。 ■また、本書の内容を補完するコラムは、コーヒーブレークとして楽しい内容ばかりです。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要