
スキル
高瀬敦也
翔泳社 / 2022-08-26
この本について
仕事をしていると、「もっとスキルを身につけたいのに、何から手をつければいいのか分からない」「リーダーっぽく振る舞わないといけない気がしてしんどい」といったモヤモヤが何度も出てきます。自分も同じで、テクニックを集めても現場でうまく活かせないことばかりでした。 この本が面白いのは、スキルを“技”としてではなく、“考え方”として扱っているところです。なんでもなさそうな自分の行動や癖を言語化できた瞬間、それが武器にも盾にもなるという視点は、読んでいて妙に腹落ちしました。「欠点をさっさとシェアする」「やりたいことを口に出す」「相手に一旦スルーの余白を渡す」など、どれも現場でそのまま試せるのに、人との関係が少し軽くなる感覚があります。リーダー像に寄せなくても、自分のキャラクターを受け入れてもらう方が結果的にうまくいく、という考え方も救われました。 特に、人の評価や役割に悩みやすい人、人との距離感で消耗しやすい人には刺さると思います。大きな目標や才能がなくても、日々の小さな認識の変化がそのままスキルになる、というこの本の立ち位置は、肩の力を抜きながら前に進みたいときにちょうどいい一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
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