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ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか (扶桑社BOOKS新書)

ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか (扶桑社BOOKS新書)

為末 大 and 今井 むつみ

扶桑社 / 2023-08-30

累計読者数32
平均ハイライト数 22件/人
推定読了時間 約2時間30分
star総合評価 69/100
trending_up後半加速型
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この本について

最近、うまくできない理由が自分でもよくわからないまま、同じところをぐるぐる回ってしまうことが増えました。情報は山ほどあるのに、身体はついてこないし、言われたことも実践すると何か違う。そんな「できるようになる」の正体がつかめない感じ、けっこう共通の悩みなんじゃないでしょうか。 この本は、そのモヤモヤを言語化してくれます。たとえば、言葉には粒度があって、抽象度が上がりすぎると「気合を入れよう」みたいな雑な指示になってしまう話。逆に、動きを変えるには、本人の主観と客観をつないだシンプルな比喩のほうが効くという指摘もあります。また、運動神経の正体を「修正能力」と捉える視点や、学びが行きつ戻りつでしか進まないという感覚にも妙に安心させられました。 特に刺さったのは、知識を「自分で解釈して再構築したとき」に初めて身体に入る、というところ。単に情報を追うだけでは動けるようにならない理由が、腑に落ちる形で語られています。頭で理解しているつもりなのに成果につながらない人には、かなり現実的なヒントになるはずです。 自分の学び方にずっと違和感があった人、あるいは仕事でもスポーツでも「なんでできないんだろう」を抱えている人に、とても静かに効いてくる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

ことばが世界をつくるのか。世界がことばをつくるのか。 元オリンピアンで著作も多く、「走る哲学者」とも呼ばれる為末大氏。 為末氏が現役時代から興味をもっていたというこの問いを、言語習得研究の第一人者である今井むつみ氏が受け止める。 私たちが意識せず使いこなしている「ことば」とは何だろうか。 「言語能力が高い」、「運動神経がいい」とはどういう状態を指すのだろうか。 スポーツでも言語の習得でも、繰り返しながらやさしいことから難しいことへ、段階をふんだ「学び」が必要になる。しかし、「学び」とは単なる知識の獲得ではなく、新しい知識を生み出す「発見と創造」こそが本質であると今井氏は言う。その究極のかたちを為末氏は、調整力の高さ、すなわち「熟達」と呼ぶ。 私たちはどのように学ぶのか、そこに身体がどのようにかかわってくるのか。 「ことばと身体」を専門にする話題のふたりが、異なる立場から「学び」にアプローチする。 ◆目次案 1章 ことばは世界をカテゴライズする 2章 ことばと身体 3章 言語能力が高いとは何か 4章 熟達とは 5章 学びの過程は直線ではない
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