
組織は「言葉」から変わる。 ストーリーでわかるエンゲージメント入門
黒田 天兵
株式会社朝日新聞出版 / 2020-02-20
この本について
組織の方針を変えようとしても、現場が動かなかったり、そもそも「何のためにやるのか」が腹落ちしないまま業務だけ増えていく。そういうモヤモヤ、けっこういろんな会社で共通なんだと思います。僕自身も、社内発信が空回りしている空気や、挑戦より“無難さ”が選ばれてしまう場面を見るたびに、どこから手をつけるべきか悩んでいました。 この本が刺さったのは、「組織は“言葉”から変わる」という主張が精神論ではなく、実際のプロセスとして描かれていたからです。たとえば、暗黙知がたまっていく現場の気づきをどう引き出し、どう形にしていくのか。キーパーソンへの根回しや、施策そのものより“施策のあとにどんな空気をつくるか”を考える重要性など、現場で迷っている人間にとって具体的な動き方が示されています。組織の存在意義や自分の役割を言葉にすることが、なぜエンゲージメントにつながるのかも腹落ちします。 「施策はやっているのに、組織の温度が上がらない」と感じている人には特に刺さると思います。仕事の前後に必ず“人”がいて、そこにある気持ちや変化をどう扱うか。そこに向き合いたい人にとって、この本は実務と感情のあいだを結ぶヒントになる一冊でした。
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多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
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