
夢をかなえるゾウ0(ゼロ) ガネーシャと夢を食べるバク
水野敬也
累計読者数104
平均ハイライト数 12.3件/人
star総合評価 66/100
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この本について
仕事でも人間関係でも、しんどい出来事が続くと「なんで自分だけ」と思いたくなるし、苦手な人に振り回されると、自分が小さく見えてきたりしますよね。僕もそういう時期が長くて、ただ我慢するしかないのかな……と諦めかけていました。でも『夢をかなえるゾウ0』は、その行き詰まりに、少し違う角度から風を入れてくれました。 この本が面白いのは、苦しみを「伏線」として受け取る視点だったり、苦手な相手の裏にある“その人なりの信念”を読み取ることで、ただイライラするだけの関係が少しだけ変わっていくところです。許せないなら無理に許さなくていい。でも、相手にも弱さがあることを知ると、自分の心のスペースが少し広がる。そういう現実的な変化が描かれているのが救いでした。また、夢という言葉が大げさに聞こえる人でも、「意味づけが変わると、同じ毎日が別の顔を見せる」という感覚は、きっとどこかで経験があるはずです。 特に、「自分の感情を丁寧に扱いたいけど、そのやり方が分からない人」には刺さると思います。前に進む気力がない日でも、早朝の静かな時間を少しだけ自分のために使うとか、いつもと違う道を歩くとか、肩に力を入れずにできることが多いのもありがたいところです。大げさな理想を掲げなくても、今の自分のまま一歩だけ動ける。その感覚を、ガネーシャがゆるく背中を押すように教えてくれます。
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