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やさしく解説 5分で読める『影響力の武器』

やさしく解説 5分で読める『影響力の武器』

黒木香苗

累計読者数26
平均ハイライト数 8.2件/人
star総合評価 57/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 44%

この本について

値付けのことを考えるたびに、「高くすると売れないのでは…」とつい弱気になることがあります。自分でも理由は説明できないのに、なんとなく“安くしておけば安心”と思ってしまう。でも、本当にそれでいいのか?と立ち止まりたくなるときがあります。 この本を読んで印象的だったのは、読者の方が何度も保存していた「値段で品質を判断する」という、人間のごく素朴な思い込みでした。宝石店で値段を2倍にしたら一気に売れた話は、極端に見えて、でも心当たりがある。こちらが「安くすれば喜ばれるはず」と思っていたのは、たまたま自分の価値基準であって、お客さんは別のところを見ているかもしれない。そんな視点の切り替えを何度も迫られる本です。 もうひとつ刺さったのは、「社会的証明」「権威」「希少性」みたいな要素が、日常のあらゆる場面で無意識に働いているという指摘でした。相手が白衣を着ているだけで言うことを聞いてしまったり、限定と言われると急に焦りだしたり。自分も例外じゃないし、お客さんも同じです。こうした“自動反応”を知っているだけで、売り手としても買い手としても落ち着いて判断できる余地が増える気がします。 商売をしている人はもちろんですが、「値付けや選択の基準にモヤモヤがある人」にはかなり刺さる本だと思います。自分の判断がどこから来ているのかを静かに照らしてくれる、そんな一冊です。

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