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企業の「成長の壁」を突破する改革 顧客起点の経営

企業の「成長の壁」を突破する改革 顧客起点の経営

西口 一希

日経BP / 2022-06-25

累計読者数130
平均ハイライト数 84.9件/人
推定読了時間 約5時間55分
star総合評価 72/100
start序盤集中型
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この本について

売上は伸びているはずなのに、なぜか不安が残る。数字は追えているけれど、顧客の心の動きだけはいつも霧の中、という感覚が僕にもあります。値引きで数字を作っても、それが未来の前倒しなのか、新しい価値として届いているのか分からないまま進むのって、けっこう怖いんですよね。 この本は、その「顧客心理がブラックボックスになっている状態」をほどいてくれます。特別なツールの話ではなく、まず自分たちが相手にしている市場全体をどう定義するか、顧客の心理と行動をどう時系列で捉えるか、といった“土台”を整えてくれる一冊です。たとえば、同じ既存顧客でも、競合を知らないから使い続けている人と、家族の都合で選んでいる人とでは、離反の理由も対策もまったく違う。この当たり前を、事業全体で見える形にしておく重要性が腑に落ちました。 個人的に刺さったのは、「顧客を5つに分ける」話よりも、その背景にある“顧客の変化を前提に経営する姿勢”です。昨日3人だった顧客が、心理の変化ひとつで今日一人に減る。その現実を見たうえで、どこに投資し、どの便益を磨くのかがようやく判断できる。組織の縦割りで足並みが揃わないときにも、この視点は効きます。 プロダクトを磨けば売れるはずだと思いながら、どこに手をつけるべきか迷っている人ほど刺さる本です。経営とかマーケの専門家でなくても、日々の判断が少しクリアになる感覚があると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「顧客起点マーケティング」著者の経営論。次に打つべき施策を考案できるようになります。まさに顧客理解の必読書です。
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