
“未”顧客理解 なぜ、「買ってくれる人=顧客」しか見ないのか?
芹澤 連
日経BP / 2022-06-18
累計読者数117
平均ハイライト数 23件/人
推定読了時間 約4時間37分
star総合評価 65/100
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この本について
マーケの仕事をしていると、気づけば「目の前の顧客」ばかり追いかけてしまいますよね。データもあるし、声も聞けるし、そこに答えがありそうに思える。でも売上の伸び悩みや打ち手のマンネリって、だいたいこの視界の狭さから来ている気がします。僕自身もずっと「顧客=買ってくれる人」だと思い込んでいました。 この本が面白いのは、その前提をいったん外してくれるところです。未顧客は「価値観が合わない人」ではなく、そもそもブランドが視界に入っていないだけ。その前提に立つと、市場規模の“縛り”が外れて、ブランドをどう再解釈すれば届くのかが見えてきます。顧客像を作り込むより、文脈を見に行く方が正確だという指摘も、実務での行き詰まりをほぐしてくれました。 特に効いたのは、「行動が先で理由は後」という考え方です。未顧客は深く考えて選んでいるわけではなく、たどり着きやすいから買うだけ。そう思うと、差別化より“手に取りやすさ”を整える方が売上の式に効くことも腑に落ちます。 自分の打ち手が「思考停止の仮説検証」になっている気がする人や、既存顧客のデータに寄りかかりすぎていると感じる人には、とても刺さる本だと思います。
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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
★日本初「買わない人=未顧客」を理解するための教科書 ★ノンユーザーやライトユーザーの獲得に特化した理論やフレームワークを紹介 ★100ブランド以上で活用された、市場拡大のエッセンスを1冊にまとめて解説! 「買わない人」から目を背けるのは、もう止めませんか?ビジネスでは買う人=顧客が大事にされますが、事業を成長させるには買わない人=未顧客にも目を向ける必要があります。 どの企業のどんな商品でも、「知らない・買わない・興味のない未顧客」が市場の大半を占めています。売上を増やして事業を成長させるには、そうした「買ってくれない未顧客」を理解して、新しく1回買ってもらわなければいけません。 本書は、「未顧客を理解して市場を拡大するための教科書」です。 日本ではあまり知られていませんが、未顧客へのマーケティングは、ファンやロイヤル顧客へのマーケティングとは大きく異なります。本書は、海外の豊富な先行研究に基づくエビデンスを示しながら、未顧客を理解して事業成長するためのマーケティング原則を、マンガや図表を用いて丁寧に解説します。 また、本書は実践を重視した内容になっています。実務で大切なのは「だから、どうすればよいのか?」という手の動かし方です。本書を読み終わったとき、「買ってくれない人とどう向き合えばよいのか」に答えが見つかることでしょう。マーケティング担当者はもちろん、販売、企画、開発などに携わるビジネスパーソン必携の1冊です。
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