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いま、拠って立つべき“日本の精神” 武士道 (PHP文庫)

いま、拠って立つべき“日本の精神” 武士道 (PHP文庫)

新渡戸稲造 and 岬龍一郎

PHP研究所 / 2005-08-01

累計読者数93
平均ハイライト数 19.8件/人
推定読了時間 約2時間22分
star総合評価 66/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 32%

この本について

最近、自分の行動基準がふわっとしていて、「結局なにを大事にして動けばいいんだっけ」と迷うことが多いです。状況や空気に振り回されて、後から振り返るとどこか自分らしさが抜け落ちているような感覚がある。たぶん、同じモヤモヤを抱えている人は少なくないと思います。 この本を読んで面白いのは、武士道を“精神論”として持ち上げるのではなく、その成り立ちから民衆への広がり方まで、流れとして描こうとしている点です。保存されていた抜粋もまさにその部分で、「武士道って結局なんなのか」を教えとしてではなく、積み重ねの結果として理解できるようになる。抽象的な理想を押し付けられるのではなく、人がどう受け取り、どう続けてきたかが見えると、自分の軸を探すときの材料が増える感覚があります。 もう一つ効くのは、歴史的背景を知ることで、今の自分の行動を少し俯瞰できるところです。たとえば、義理や誠実さといった価値がどこから来たのかを知ると、仕事で迷ったときの判断が少しだけ落ち着く。自分が勝手に一人で悩んでいるように見えて、じつは長い時間の中で同じ問いを抱えた人たちがいた、という視点が支えになります。 「自分の軸をつくりたいけれど、スローガンでは動けないタイプ」の人にはとても刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

サムライのごとく気高く生きよ。未来への不安感と閉塞感が広がる日本。生きる指針と誇りを失った日本人におくる「武士道」の口語新訳。
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