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ボーイミーツガールの極端なもの

ボーイミーツガールの極端なもの

山崎ナオコーラ

累計読者数7
平均ハイライト数 4.4件/人
推定読了時間 約5時間25分
star総合評価 43/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 24%

この本について

最近、人の人生にどう関わるべきかとか、他人の選択にどこまで口を出していいのかとか、妙に迷う瞬間が増えました。応援したい気持ちと、踏み込みすぎる怖さ。その間で立ち止まるとき、自分が何を大事にしたいのかすら分からなくなることがあります。 『ボーイミーツガールの極端なもの』の抜粋を読んでいると、多くの人が拾っているのは「誰かを思うときの、どうしようもない揺れ」だと感じます。アカネが妹を思って踏み止まる瞬間や、竜子が恋で初めて自分の“冠”に気づく描写、入鹿の周りで起きる誤解や嫉妬。それぞれが劇的ではないのに、日常の中でふと胸に刺さる境界の揺らぎが丁寧に描かれています。 この本が効いてくるのは、誰かへの期待や不安で自分が揺れてしまうときに、「その揺れごと自分の輪郭なんだ」と思わせてくれるところです。登場人物たちは、誰も特別強くないし、人生を劇的に変えたりもしません。ただ、傘をさして喫茶店へ向かうだけの小さなときめきや、嫉妬に胸がざわつく夜を、そのまま受け止めて進んでいきます。極端に見えるけれど、実は私たちの毎日の延長にある感じがします。 人との距離感に悩む人、恋や家族のことをうまく言語化できずにもやもやを抱えている人には、特に静かに刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

“恋愛は苦手だけど、恋愛小説は好き”なあなたに贈る、心に柔らかい刺を残す連作短編小説集。人気多肉植物店「叢」のサボテン×山崎ナオコーラのラブストーリー。
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