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東京貧困女子。―彼女たちはなぜ躓いたのか

東京貧困女子。―彼女たちはなぜ躓いたのか

中村 淳彦

東洋経済新報社 / 2019-04-05

累計読者数22
平均ハイライト数 16.3件/人
推定読了時間 約4時間8分
star総合評価 57/100
start序盤集中型
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この本について

生活がギリギリで、選択肢を選んでいるつもりが「選ばされているだけなんじゃないか」と感じる瞬間ってありませんか。自分は普通に生きているだけのつもりなのに、気づいたら身動きが取れない場所に立っていたり、他人のほうがうまくやれているように見えて落ち込んだり。そんなときにこの本を読むと、個人の努力では説明できない“背景の力”が見えてきます。 特に刺さるのは、保存された抜粋にもあるように、貧困や選択肢の狭さが「本人の性格」ではなく、家族環境や制度、周囲とのつながりの薄さなど、複数の要因が重なった結果として起きているという視点です。自分の判断が誤りなのではなく、そもそも判断材料を与えられない環境がある。そこに光を当ててくれるのが、この作品の大きな価値だと思います。また、介護や水商売といった、表からは見えにくい仕事の実態を淡々と描いてくれるので、「なぜこの選択に至ったのか」が線でつながっていく感覚があります。 読むと、誰かを安易に責めたり、自分を過剰に責めたりする気持ちが少しだけ落ち着きます。状況が複雑だからこそ、単純化しないまなざしが必要なんだと気づけるはずです。身近な誰かの“なぜ”を理解したい人にも刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

女子大生、派遣社員、シングルマザー…、貧困に喘ぐ彼女たちの心の叫びを個人の物語として聞き集めた人気連載、待望の書籍化!
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