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世界の哲学者に学ぶ人生の教室

世界の哲学者に学ぶ人生の教室

白取春彦 and 冀剣制

ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2019-01-25

累計読者数13
平均ハイライト数 38.5件/人
推定読了時間 約3時間48分
star総合評価 68/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 21%

この本について

最近、ネットを見ていると「なんでこんなに断言できるんだろう…?」と不思議になることがあります。自分はむしろ、考えれば考えるほど分からないことの方が増えていくのに、そんな自分を言いにくい空気もあったりしますよね。分からないまま手を動かしているときの不安とか、判断が揺れる自分への嫌悪とか、けっこう日常に根を張っています。 『世界の哲学者に学ぶ 人生の教室』は、そういう“迷っている最中の人”にとって、ちょうどよい距離感で寄り添ってくれる本でした。読者が保存した抜粋にも多かった「無知の知」というテーマは、本気で“分からない”と言えることがどれだけ難しく、でもどれだけ強いかを具体的に示してくれます。単なる言葉遊びではなく、日常の思考や行動にどう反映されるのかが書かれているので、読んでいて自分の小さな癖や思い込みに気づかされます。 もう一つ印象的だったのは、理性・欲望・気概という三つの力の関係です。理性が正しさを示しても、それだけでは動けない。欲望だけに寄せれば迷走する。その間をつなぐ“気概”という存在が、思い返すと自分の迷いや暴走の原因にもつながっていて、妙に実感を持って読めました。哲学の抽象論ではなく、現実の自分の行動を調整するための視点として機能してくれます。 「勉強はしているはずなのに、判断が揺れる」「自分の考えが正しいのか分からなくなる」という人には特に刺さる本だと思います。大げさに人生を変えてくれるというより、考え方のクセを静かに矯正してくれる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

ソクラテスからサルトルまで2000年の英知が生んだ この世界を生き抜くための12の授業 混迷する時代を生き抜き、人生で直面する問題を解決するための道具が哲学だ。 『超訳ニーチェの言葉』の白取春彦と、 台湾で若者向けに哲学をわかりやすく説いて大人気の冀教授が、 2000年間で重要な哲学者を12人厳選。 どう人生に応用するかを語る。
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